先生と私


先生に送ってもらって帰宅した時にはもぅ23時を回っていた。

別れ際に先生が
「ごめんな。」
と、言った。


この時の私はこんな言葉にも深い意味を感じなくて、ただ幸せで一杯だったんだ。


部屋に入ってベッドに倒れ込んで思ってた。

明日は何をしよう

先生に会ったらどんな風に声をかけよう


そう、そんな風に何度も何度も考えていた。


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