先生と私

〜♪〜♪♪〜《着信 先生》


昼休みも先生からの電話には出なかった。


出たら泣いてしまいそうだったから。


放課後には先生からの電話もメールも届かなくなっていた。


「カオル!部活行くよ?」

親友の先佐々木彩の呼ぶ声が大きくてうるさい事に何だかホッと安心した私がいた。


「うん!」


先生に会いたい。

でも、泣いたり、わがままは言えない。


だって。








好きなんだもん。


嫌われたら死んじゃうょ…




今すぐ会いたい気持ちを抑えて私は部活に向かった。
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