先生と私
私はこの人が大好きだ。
「自信なかったら電話しろ。すぐに会いに行ってやる。」
私なりに考えてきた今朝からの悩みはあふれる涙に変わって次々と溢れ出す。
「泣きたくなったら」
私の言葉の途中で先生は
「なく前に言え!」
って笑った。
泣くのをこらえるんじゃなくて話せばいいなんて、
そんなの簡単じゃない。
でも、そうやって分かり合っていきたいんだって先生は言った。
あったかい先生に涙がまた出た。