先生と私
私は思ってた。
先生を本当に信じているのはキスをしてくれたり、頭を撫でたり…私と向き合って私にふれている時だけだなぁなんて。
想いが強すぎてやっぱりいちいち伝えてたら終わるんだろうって。
きっと私から手を離したらそれっきりになるって。
想いが強くなるほど、信じられなくなって、自分が嫌いになってダメになる。
大人になったら逃げられる不安なら早く大人になりたい。
嫌なことから逃げないで私の先生なんだって声の限りに叫びたい。
それでも愛しい先生の横顔は今も笑っていて私の思い悩んでる事なんか気付いていない。
先生。
先生。大好きだょ。