先生と私

言葉なんかじゃ足りないくらい先生に愛を感じてほしい。


「ヤキモチじゃん」

私が花村先生の存在を話すと先生は私の右手を左手で握りながらそう言って笑った。


「じゃぁさ、昼休みに毎日メールしよう。」


「私は大丈夫だけど、先生は大変じゃん。」


「大変な時には大変だってメールするよ。俺が好きなのはカオルだ。信じろよ」



うん……


ほらね。

こうやって抱きしめられてキスをされたら永遠に先生を信じていけると思うんだ。


何にも怖くない。


「先生…苦しいよぉ…―」


「ん?知らない。」


愛してくれて幸せだよ。
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