先生と私

花村の本音


「先生、じゃあまた明日ね」


「ぉう。泣くんじゃねぇぞ」


先生が手を振って帰って行っても辛くなかった。


変なの。

私は単純な生き物だ。

こうしてまた時間が経つとまた会いたくてたまらなくなるはずなんだ。


(今日のキスは何かエッチだったなぁ…)


今日はいつもより安定した気持ちが長持ちしそう。


先生のキスが、吐息が忘れられない……―


幸せなため息をついたりしてその夜は静かに眠れた。



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