ルミナの鬼姫と龍神の黒狼
「僕は帝翡翠(みかどひすい)って言うんだぁ☆よろしくねぇ♪」

にっこり笑った翡翠。こいつ絶対二重人格で性格黒いな。

「転校してきた綺堂千尋。一応よろしく」

「あはははっ そこ一応は付けないどこうよ!!」

「どう言おうが僕の勝手でしょ。で紅楼と翡翠は僕になんの用なの?」

「あぁ~ 僕らのボスが千尋に興味持っちゃてさぁ~それでどんな子なのかなぁと思って見にきたんだよぉ」

ボス?ってことは族に入ってるな。それもかなり大きい族に。こいつ等が来た瞬間に教室がざわつき始めたから、かなり知れた所の幹部なんだろうな。

「あのさ、ちょっとその総長に会わせてもらえる?なんかこっちだけ知られたなんて嫌だから」

「どうする?晶に聞いてみるか?」

「んー でも僕この子気に入っちゃったから連れて行く~」

・・・・・・・気に入られるようなことした覚えないけど。

「まぁ俺も気に入ったから連れて行っていいよなー」

「うんうんっ じゃぁ行こっか千尋♪」

「うん」

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