ルミナの鬼姫と龍神の黒狼

「アハハッ 俺の名前知らない子始めて見たよ。そうだよね俺から先に言っておくべきだったね。俺は天宮愁(あまみやしゅう)って言うんだ。よろしくね」


「そう。僕は綺堂千尋(きどうちひろ)」


一応偽名にしといたほうがいいよね。


「千尋ちゃんは2年生?」

「違う、1年だけど愁は2年?」

「あははっ そうだよ」



やっぱり先輩か。 てかこの人なんか違和感あるんだよな・・・・・・



「ん?千尋ちゃん俺の顔に何か付いてる?」



あぁ分かった。愁の笑顔は作り物なんだ。だから違和感があったんだ。



「なんで笑顔、作ってる?」

「っ!! 凄いね千尋ちゃん、会ってすぐに気づかれるなんて。まぁこれには理由があるんだけど、気にしないでね」


コイツも過去持ちか。 
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