先生の秘密




ぎこちない私たち。
抱き合ったことすらなかった。


今日は進歩っ♪


先生・・・
スキです。



妄想を繰り広げる中、放送が入った。




「♪~♪~、ええ・・・滝川先生は至急会議室にお越しください。繰り返します・・・・・・」



タイムリミットか・・・



「ごめんな。」


「いいよ。」


先生の手がそっとあたしの手からはがれた。




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