先生の秘密
5
「おはよー」
「おはよっ、しー、理沙子✦」
いつメンとあいさつを交わし、席に着く。
そういや隣に昨日告られたんだった・・・。
「・・・うす。」
「オハヨ~。」
「なあ、昨日のさ、」
「なに~?しーよんだ?!」
あたしは無理やり話をそらした。
ただでさえ今、先生といや~な感じなのに、これ以上ぐちゃぐちゃにしちゃいけないもんね。
「オイ!!ちょっとこっちこいよ!」
「はい?!」
龍輝はあたしの腕をひっぱって廊下に出た。