母をスキになった俺。

私が優也に毛布を
かぶせようと起き上がった時…


優也に私の手が握られていた…。



私はゆっくり手を離し
優也に毛布をかけた。



それから私は1階に向かった…。



階段から降りると、
お兄ちゃんの怒鳴り声が聞こえた。



耳をすませて聞いて見ると…


愁夜「俺は再婚に反対だからな!!
親父は由紀の気持ちを考えた事あんのかよ!!」


父「再婚はまだしないよ。
愛花はまだ高校生だからな。」


愁夜「そうゆう問題じゃねぇよ!!
今日、由紀は久ぶりにあそこにいた…。」


父「だからって、
いつまでも母さんの事を考えていても
仕方ないだろ!!」


愛花「修二さん、落ち着いて。
愁夜くん、私は必ず修二さんと結婚します。
とりあえず今日はもう遅いので寝よう??
でも私は必ず2人に認めてもらいますから。」

と言う声が聞こえた…。

私はリビングに行く事も出来ずに
その場で声を押し殺して泣いていた…。
< 33 / 96 >

この作品をシェア

pagetop