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“杜の都”仙台が舞台の爽やかな恋物語。 途切れそうで途切れなくて、くっつきそうでくっつかなくて。 近づいたかと思うとまた離れて、離れたかと思うとまた近づいて。 互いに想い合いながらも、それを確かめ合えなかった二人。 誤解を残したまま離れ離れになってしまった二人。 そんな二人が時を経て、再び―― 思い出の季節に、思い出の街で、思い出の場所で……。 “運命のうねりに翻弄される”などという派手なお話ではありませんが、ちょっぴりドラマチックで、うっとりロマンチックな物語です。 読後感のイイ素敵な夏色の作品です。
花火大会の混雑など、描写が上手く、行った事がないのに安易に想像できます。 そして、恋の部分も描写が豊かで、ドキドキしながら読み進みました。 花火大会、手持ち花火、そして七夕。 どれもが活きていて、夏らしい小説です。
一年に一度だけ許される 逢瀬 ベガとアルタイル 織姫と彦星 七夕の夜の伝説 そんな星に 自分たちの運命を重ね 二人は その距離を保っていました それは 天の川を挟んだ ささやかな逢瀬 でも わたしとあなたは 天の川を越え その輝く星の下で 共に歩むことを選びました それは伝説を超えた 二人のロマンス 歩む軌跡はゆっくりでも 確実にその距離は 縮まっていたんですね 夏の夜 あなたと彼の 今までの軌跡を もう一度辿ってみてはいかがでしょう?