眠り姫、目醒るとき
『ん、んんっ!!』
息苦しい
逃れられない体
唇を重ねられて
軽く閉じていた唇がこじ開けられて
相手の舌が入り込もうとしてくる。
熱い大和を愛理は知らなかった・・・―――
【なんで?
なんで、こんなことに・・・
怖い!!】
押しつけられた腕
けれど
はねのけられない程ではない力
だから・・・
『っ、ダメ!!』
懇親の力を込めて大和の体を跳ね退けた。
暫く息を止められた所為で次の行動が鈍く、ふらつく愛理。
押しはねられて、バランスを倒れこんだ
バランスをたて直し、ふらつきながらも逃れようとベッドから体を持ち上げようと立ち上がりかけた愛理を再び捕まえようとして手首を掴む大和。
『ま、待てッ!』
『っ』
その時
『愛理、起きてたらおりていらっしゃい』
母親の呼び掛けに答えるように出ていこうとする愛理。
『はーいっ!!』
『愛理!!』
『怖い・・・』
『っ!!』
大和にとってショックだった。
捕んだ腕の力さえも弛むほどに・・・
息苦しい
逃れられない体
唇を重ねられて
軽く閉じていた唇がこじ開けられて
相手の舌が入り込もうとしてくる。
熱い大和を愛理は知らなかった・・・―――
【なんで?
なんで、こんなことに・・・
怖い!!】
押しつけられた腕
けれど
はねのけられない程ではない力
だから・・・
『っ、ダメ!!』
懇親の力を込めて大和の体を跳ね退けた。
暫く息を止められた所為で次の行動が鈍く、ふらつく愛理。
押しはねられて、バランスを倒れこんだ
バランスをたて直し、ふらつきながらも逃れようとベッドから体を持ち上げようと立ち上がりかけた愛理を再び捕まえようとして手首を掴む大和。
『ま、待てッ!』
『っ』
その時
『愛理、起きてたらおりていらっしゃい』
母親の呼び掛けに答えるように出ていこうとする愛理。
『はーいっ!!』
『愛理!!』
『怖い・・・』
『っ!!』
大和にとってショックだった。
捕んだ腕の力さえも弛むほどに・・・