眠り姫、目醒るとき
姉の娘の美雨と彼氏でもあり娘の本当の父である朔弥は先に家族が待つリビングに消え、二人は姉の自室へ向かう。
姉の自室は
愛理の部屋の正面。
入りかけたとき、愛理部屋から出てきた大和と出くわす二人。
『あら、大和♪』
にこっと笑い話し掛ける姉。
『美咲ねぇ、今帰り?』
『そっ。あ、大和、今日晩ご飯食べてくでしょ?』
『・・・わかんないけど・・・多分・・・』
『オセロ、今日こそ絶対勝つんだから、・・・逃げんじゃないわよ?』
美咲の挑戦状をいつものようにさらりとかえす大和。
『頑張って。』
『その余裕、絶対崩してやるわ!崩れたところ見てみたいわ、ね、愛理。』
終始姉の後ろに隠れ、服の裾をぎゅっと握る愛理。
背後で怯える妹に気付き、何事もなかったかのようにすこし足早に大和との会話を終わらせ、自室へ入っていった。
姉の自室は
愛理の部屋の正面。
入りかけたとき、愛理部屋から出てきた大和と出くわす二人。
『あら、大和♪』
にこっと笑い話し掛ける姉。
『美咲ねぇ、今帰り?』
『そっ。あ、大和、今日晩ご飯食べてくでしょ?』
『・・・わかんないけど・・・多分・・・』
『オセロ、今日こそ絶対勝つんだから、・・・逃げんじゃないわよ?』
美咲の挑戦状をいつものようにさらりとかえす大和。
『頑張って。』
『その余裕、絶対崩してやるわ!崩れたところ見てみたいわ、ね、愛理。』
終始姉の後ろに隠れ、服の裾をぎゅっと握る愛理。
背後で怯える妹に気付き、何事もなかったかのようにすこし足早に大和との会話を終わらせ、自室へ入っていった。