幸せ。
なみだがあふれた。

「…史哉ぁ、紗世辛かったぁ、苦しかったぁ。」
「…ごめんな。気付いてやれなくて。」

これ以上、史哉に迷惑をかけられない。

「今日ゎかえるよ。心配してくれてありがとー。」
「そか、じゃぁな。」

史哉が歩き去っていく。

角を曲がって史哉が見えなくなった。


……………ガシャン!ドスッ。

鈍い音がした。
嫌な予感がして、冷や汗をかきながら、角を曲がると、、史哉が、倒れてた。

「史哉ぁぁぁ!」
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