冷徹な傷




よし、できた…
なんか結構面倒だった…


愛はよくこんなことやってたな…



次は何をすればいいのかしら。





私は部室をでて、葉多に聞きにいった。


「ねえ、ドリンク作ったけど。」

と私は言った。
すると側にいた秋波が葉多に向かって


「…お前、ドリンク作らないで何沖と無駄話してたんだよ」


「あ、秋波先輩…」


「そうだよなぁ?
愛がいたときだってずっと愛に任せてたんだもんなぁ?」



秋波…
アンタ気づいてたの?






< 17 / 79 >

この作品をシェア

pagetop