昼王子、夜危険。




普通、この学校の女子は
俺達をみて、騒ぐのに
そいつだけは下を向いていた。



「なぁ、あいつ誰?」



俺は、小さい声で
椿に聞いた。



「あの子は、2年の
桜宮柚愛ちゃん」



桜宮柚愛…か
気になるな。



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