昼王子、夜危険。



鉄パイプを持って
襲いはじめた父を見て、私は我に返った。



2人を止めようと倉庫の中に
入ろうとすると……



―ガンッ



すごい物音が聞こえた。



それは、父が王子の頭を鉄パイプで
殴った音だった。



「いってぇ…」



王子は、痛いとしか言わないけど
頭から、流れ出している血は、すごい量



『フッ総長を嘗めんなクソガキ
俺の勝ちだな。じゃあな

あっ約束はまもれよー♪』



< 4 / 154 >

この作品をシェア

pagetop