涙イロ
次の日あたしたちは警察に行った

あたしは覚えてるかぎりの事を話した

「わかりました
探してみます。
あまり期待はしないでくださいね
一応連絡先を教えてください」

「…わかりました…」

最初からあんまりきたいはしてなかった

だけど一応あたしのケータイの番号を教えた

「…みつかるといいな」

「うん…」

「…レイプしたやつ…」

「うん?」

「俺に恨み持ってたんだよな」

「…うん」

「ゴメン…ぜってー見つける」


心の雨で濡れてたのに…
まるで傘がさしたように




やんだ…








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