美しい殺し屋
「ハル!」

外には、いつもの小さなバイクに乗る、俺の彼女のナニー・バクスターが待っていた。

ナニーは、この地区でも一番の美人で有名。

栗毛色の少しウェーブのかかった髪、ブロンドの瞳、白い肌。

すべてが、俺の好み。

優しくて、明るい性格。

ナニーは、去年の夏に告白されて、付き合いだした。

「おまたせ。さて、行こうか。」

「うん!乗ってくでしょ?」

「ああ。でも、俺が運転するよ。」

ちょっとは、男らしさを見せたい。
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