君に恋して…

そして月日は経ち
受験シーズン真っ最中。


あたしは昔から憧れてた
高校の受験をした。

ゆうまも無理をして
その高校を受けた。




そして2人とも合格した。


一安心したあたしたちは
デートへ。


そこでゆうまに
ペアリングをかってもらった。

Yu-maRin

と書いてある指輪…。

転校してきたときは
別の指輪がゆうまの
指にあったよね…

今は違うよ。
あたしたちの指輪だよ。



あたしはこの時
幸せしか見えてなかった。

光輝く幸せしか見えてなかった。


真っ黒で残酷な
悲しみなんで
これっぽっちも感じなかった。
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