君に恋して…

次の日学校へ行くと
ゆうまは来てなかった。

その次の日も
そのまた次の日も…。


それから一週間がたった。


『ねぇりん~。
亀井くんどうしたの?』

ありさにはフラレたのを
話してなかった。


『わかんない…。』

『なんでよ?』

『別れたから……』

そう言った瞬間
涙が溢れてきた。


しかし隣に居た男子が

『うそ?
昨日亀井に会ったとき
あいつ指輪してたぜ。』

と言った。


それを聞いたとき凄く
嬉しかった。


まだあたしたちの
指輪を………。


でもどうして?

ゆうま………。


ワケわかんないよ…


ゆうまのこと考えたら
涙腺が狂ったかのように
滝のように涙が溢れてきた。



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