君に恋して…
それは中学2年の時のこと。
あたしには同じクラスに
親友が二人いた。
ありさとゆいと…。
あたしたち3人はとても
仲がよくて
学校でも結構有名だった。
そして同じクラスに
ゆうやと言う彼氏もいた。
あたしはゆうやのことが
小学校から好きだった。
あたしがゆうやと付き合えたのも
ありさとゆいのおかげだった。
ゆうやが凄く好きで
ゆうやも好きでいてくれて
本当に毎日が楽しかった。
それなのにゆうやは
引っ越すことになった。
遠い遠いとこへ。
あたしはたくさん泣いた。
けどお互いの気持ちは
変わることはなかった。
別れの時
『じゃあ俺…行くね。
向こうに着いたら連絡する。
元気でな。』
『ゆうや。
あたしずっと好きだよ…』
『俺もりんが好きだから。
じゃあな』
これがゆうやと
最後に交わした言葉。