二重人格のお嬢様と万能な執事

「僕は今日のパーティーに招待された李影戔麗と申します。ご挨拶にうかがいました」

『どうぞー』

ガチャッ!

「初めまして、センとお呼びください」

「初めまして、凜蘭です。リンとよんでください」

「私は双子の姉、茗蘭です。メイとよんでください」

私達は自己紹介をすますと、本を読んでいた。

その時はまだ、幸せだった。
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