二重人格のお嬢様と万能な執事

「帰る……。私、もう、学校来ないから!」

私はそう言ってから教室をでた。

そして、走りながら、センに携帯で電話をかけた。

『もしもし? お嬢様?』

「そうよ。家に帰るから、車を手配して!」

『どうか、なさったんですか?」

「はやく!」

『わかりました』

それを聞いて、私は携帯をきった。

そして、外に出た。
< 37 / 208 >

この作品をシェア

pagetop