いつかきっと
夜、友達から電話。
〈もしもし〜?
星奈〜?
あのさ今ちょっといい?〉
何だろうと思いながらも
《いいよー》
と返事した。
〈星奈に紹介したい人が
いんだけどさ〉
《男?》
〈うん!〉
友達紹介は良いこと無い
断ろうと思った。
〈星奈が友達紹介で
あんなことになったのは
良く分かってる。
けど男を忘れるには男だよ
メールするぐらいでも
良いからさ!〉
《わかった》
しょうがなくOKした。