いつかきっと
そして次の日、
昨日と同じぐらいの時間に
また勝也から電話
うちは勇気を振り絞って
電話に出た。
『もしもし?』
「よっ、勝也だけど
久しぶり〜
てか昨日電話シカト?」
シカトなんて
言えないから
『ごめん寝てた』
と言って嘘をついた。
「そっか、
てか真剣に聞いて
欲しい話あんだけど」
そいえば今日
勝也の周りには
友達誰もいない。
こんなの初めて
逆に何言われるか
怖くなっていた。
『じゃ真剣に聞くよ、何?』
「…あのさ
もう一回やり直してほしい
お前が居なくなって
改めて気付かされたって
言うか俺お前じゃなきゃ
無理なんだわ」
涙が溢れた。
1ヵ月の間、勝也を
思ってて良かった
『その言葉、信じていい?』
「当たりめーよ!」
こうして勝也とうちは
また付き合った