私の彼氏は最強ヤンキー!?
なんで大勢で行くんだろ?

がちゃー

屋上のドアが開く音がしたのでその方を向く。

「郁斗!」

上田郁斗。

私の双子の弟。

「ココ。兄貴が呼んでるぞ」

「え?だってお兄ちゃんはたまり場に・・・」

「今学校に着いたんだ、理科室で待ってるらしい。早く来いよ」

郁斗はそういって下に降りた。

・・・。

なんで、電話してくれなかったんだろ?

電話してくれたっていいのに・・・。

私はそう思い屋上を出た。

もしかして、恭平さん達もいるのかな?

ガラッ

私は、理科室のドアを開けた。

「ココ」

お兄ちゃんが、優しい顔をして言う。

やっぱりいた・・・。

恭平さん達・・・。

隼人さんもいるし、裕子さんとほかの20人もいる。

「お兄ちゃん、何で私ここに呼ばれたの?」

そういうと

「ココに話がある」

といって、私の前に来た。

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