私の彼氏は最強ヤンキー!?
なんだろう?

不思議に思って首をかしげていると。

「隼人と、付き合ってほしい」

と突然言われた。

隼人さんと付き合えって・・・。

「はあぁ!?」

私の驚いた声が理科室に響き渡った。

「な、なんで!?」

焦っていると

「今朝、ココが痴漢にあったって、隼人に聞いてな・・・。」

「だからって・・・。付き合わなくても・・・」

私がそう言うと、お兄ちゃんは私の耳元に口を近づけ・・・。

「どうやら、隼人・・・。ココのこと好きになったらしいんだ。さっきたまり場で言ってた」

「みんなの前で?」

「いや、俺のところに来て耳元で」

いやいやいや・・・。

それって・・・。

一目ぼれってやつ?

「でもなんで、こんなに人が多いの?」

するとお兄ちゃんは、私の耳元から口を遠ざけ。

「次の集会いつにするか決めてたんだよ」

「なんで、学校でする必要があるの?」

「そのまま授業受けようと思ってさ」

「ふ~ん・・・」

「まあ、考えとけよ?」

お兄ちゃんはそう言い私の肩をポンポンとした。
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