私の彼氏は最強ヤンキー！？
『ドクン・・・ドクン・・・』

し、心臓がうるさい・・・。

手を握られただけで心臓ドキドキいってる・・・。

隼人さんは、私のペースに合わせてあるいた。

でも、手はつながれたまま。

うぅ～・・・。

離してほしいよぉ～！

暫くすると駅のホールに着いた。

「来たぞ」

ホールに着いたのと同時に電車が来た。

隼人さんは、私の手を離さずそのまま電車に乗る。

そして今朝座った場所に行った。

そこでようやく手を離してもらえた。

「ありがとう・・・ございます」

私はお礼を言った。

まだ心臓がバクバク言ってる・・・。

「あぁ」

隼人さんは、私のほうを見て言った。

目合わせられないよ・・・。

私絶対おかしい・・・。

隼人さんがお兄ちゃんに私のこと好きって言ったからかな？

ううん。

きっとお兄ちゃんから隼人さんが私のことが好きって聞く前から私は隼人さんのこと好きだったのかもしれない。
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表紙・目次

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