私の彼氏は最強ヤンキー!?
すると、男性は「ひぃ!」と悲鳴を上げ、その場にかたまった。

「こっち来い」

そう言われ、その男性から離れた場所に連れられた。

電車の中にいる人をかぎわけながら進んでいく。

「ここなら大丈夫だろ」

そう言われて着いたのは、トイレから近い場所だった。

確かにここなら人が少ないし、座る場所もある。

私は、ようやく椅子に座った。

そして、金髪の人は私の横に座る。

「大丈夫だったか?」

その人は私に言う。

「はい。助けてくれてありがとうございます」

と私はお礼を言った。

そして、ふと彼の制服に目がいった。

あれ?

同じ制服・・・。

「あの、同じ高校ですか?」

と私は聞いた。

すると、私のほうを向き、私の制服を見ると

「あぁ」

と言った。

でも、こんな人いたっけ?

「何年生ですか?」

「3年」

3年かぁ・・・。

私より1こ上か・・・。
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