私の彼氏は最強ヤンキー！？
「はい。同じクラスなんです」

というと、裕子さんは「マリアをよろしくね」と言った。

「さてと・・・。ココちゃん、聞きたいことがあるんだけどいいい？」

恭平さんが言う。

私が頷くと

「君のお兄さんを探してるんだけど・・・。どこにいるかわかる？」

「えっ？」

私のお兄ちゃん上田リュウトは、暴走族の総長。

だから普段はたまり場か家にいる。

でもなんで、そんなこと聞くんだろ？

「どうしてですか？」

「いや。ちょっと、相談したいことがあってね・・・。」

恭平さんは困った顔をして言った。

お兄ちゃんの場所・・・。

言ったほうがいいのかな？

「あの、お兄ちゃんに連絡してみるんで・・・。いいですか？」

私はそう言い、恭平さん達から少し離れたところに行った。

そして携帯を取り出しお兄ちゃんに電話をかけた。

『プルルルルル・・・』

お兄ちゃんの携帯のコールが鳴る。

『もしもし』

暫くすると、お兄ちゃんが出た。

「お兄ちゃん？ちょっといい？」

『ココ？どした？』

「あのね・・・。恭平さん達がお兄ちゃんのこと探してるみたいなの。だから、今お兄ちゃんがいる場所教えてくれる？」

そういうと

『たまり場にいると伝えてくれ』

とお兄ちゃんはいい、電話を切った。

私は、携帯をバックにしまい、恭平さん達のところに向かった。

「たまり場にいるみたいです」と伝えると「わかったありがと」と恭平さんはいい裕子さん達を連れてお兄ちゃんのところに向かった。
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表紙・目次

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