短編集
梨香の体がパァっと明るくなった





「有意義にお使いくださいませ―…」


にこりと笑いながらその男は光の玉となって


梨香の前から姿を消した。





梨香には何が起こったかわからなかった。




何も、変わりはしなかったからだ。
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