変装姫とツンデレ王子☆



『日向と俺は付き合ってま~す!』

『楠と俺も~』


もちろその頃も偽名。
名前は、楠 羅鑼 (クス ララ)



『まじで~いいな~』


みたいな言葉ばかり…



日向さんは泣き出し、
桜は…



下にうつ向いている。


「おまっ!」



桜が俺の口を押さえる。


「あんたら…さぁ…」



『なぁに?羅鑼?』



「嘘ばっか!ていうか何?あたしの名前勝手に呼ぶなッつーの!!」



『お前らうそついてんの?』


『何?羅鑼嘘じゃないよな~』


「てかさぁ~私!あんたらキライだったし!」



「羅鑼?」


「雷(ライ)…ちょい殴ってくるから…」



雷は俺の偽名。


「はっ?!」



〔ドカッ!〕




『ごっゴメンな…さ…い』



「は~い!ヒナっちにも謝れ~」


ヒナっち=日向さん



あれはいてぇ~うん!


もろはいってんぞ?



『スイマセン…』





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