亮平のおもちゃ


 俺はその日、順平を初めて俺の家へ呼んだ。

「うお。まじで一人暮らしだったんかよ。」

「まぁな。…今日、俺の家泊まるんだろ…?だったらさ…」

「…ん。わかってるって。シャワー浴びてくれば?」

「今スグが良い…。ダメ…?」

順平は、返事の代わりにキスをした。
順平は日に日にヤんのがうまくなってきていた。
俺は、まだひそかに、亮平を感じようとしていた。


「ん…はっ。…あっ!」

この日俺は、いつもの倍、感じていた。
ちょっと、恥ずかしかった。

「ふっ…。ここ、感じるの…か?」

「っああ!じゅんぺっあああ!!やぁぁぁぁっ、んッ!!」

「やじゃねーだろ?ほら。」

順平は俺の穴に入れた指を器用に動かす。

「んッ!あぁぁぁっ!じゅ…っぺ…ぐすっ…」

俺はひさしぶりに泣いた。
孤独とかじゃなくて、俺の心が、壊れかけてたんだと思う。

「じゅんぺっ…、俺…、死にたい。」

「お前、うざい。…俺といるときに、原田の事、考えるな。」

順平はそう言って、俺のアレをしゃぶった。

「っああああ!!じゅ…んぺ…!!じゅん…ッ!!」

「原田のことは、わすれろ…。」

そういった順平は、寂しそうだった。

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