亮平のおもちゃ


 「も1回。」

「ダメ。」

ヤり終わって、寝ようとする順平に俺は何度もねだった。

「お願い…。順平…。ヤッてないと、死にたくなっちゃうんだ。…だから。」

「ダーメっ。」

「じゅん…ぺい…。ぐすっ…。ぐすっ…。」

俺は、本当に苦しくて、すすり泣いた。

「だーッ!もぉ!泣くな、泣かれると余計ムラムラすんだよ。ただでさえ、我慢してんのに。」

「我慢…しなくて…いいよぉ。…ぐすっ。…抱いて…順平。」

俺は順平に抱きついた。

「だめ。明日、また朝学校行く前にヤッてあげるから。おやすみ」

「ぐすっ…。おやすみ。」



 結婚式のすぐ後、校長からの報告。
新婚旅行に行った2人の乗っていた飛行機が着陸失敗で墜落し、新見は重症。
亮平、死亡。
俺の心が壊れたのはその日から。
順平はそのひから、日に日にSEXがうまくなり、美樹はよく泣く。
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