Мeмory


雪奈は残念そぅに言った。



「…そうすると…」


「ご近所さんが有力よ。

…けどね。あるの他にも」



…声のトーンが下がった。



「…身内よ」


「身内って…」



雪奈はゆっくり頷いて「そう」と言った。



「…私たち、そして親戚。」



…私たち―…?



「…でも私たちはっ…!!」



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