Мeмory


…不思議に思った。



…勘…と言った方がいいのかもしれない。



「雪奈…優奈見てくるから…絶対来ないで」



雪奈はゆっくり頷いた。



私は靴を脱いでリビングに向かった。



「っ!!」



パサっと花束が手から落ちた。



子どもの私には残酷すぎる光景だった。



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