Мeмory


数回の呼び出し音のあと



「はい」と男性の声がした。



「…両親が…殺されてる…」








「君たちが優奈ちゃんと雪奈ちゃんかな?」



20代前半くらいの男の人が話しかけてきた。



私はコクリと頷いた。



雪奈は泣いていて、とても会話などならない。



「話し…聞いてもいいかな?」



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