Мeмory


私は笑って「いない。2人きり」と言った。



拓哉くんは意識したのか、赤くなった。



「俺…帰ります!!」


「拓哉くん…行っちゃうの?」



私は上目遣いで言った。



「だって…」


「泊まって…いったら?」


「留衣さん…俺…男ですよ?」



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