星の数だけ



「待たせてごめん!」


私は息を切らせながら待ち合わせの場所に行った。


「そんな急がなくてよかったのに〜。」


圭織は座っていたベンチから立ち上がった。


和人も弘之も立ち上がって私たちはなぜか海へ行くことになった。





-海-


「何でこんな寒いのに海…?」


「しらねぇ。」


寒いのも気にせず浜辺ではしゃいでるアホ二名。


弘之と圭織。


「和人と美桜もおいでよぉ!」


圭織が手招きしてる。


「ばかじゃねぇの?!こんな寒いのにはしゃぐわけねぇだろっ!!」


和人は呆れながら圭織に言った。


寒い寒い…。


けど春の海っていいかも…。


「どうせなら花見とかにしろよな。な、美桜。」


和人ははぁとため息をした。


「まぁね。」
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