星の数だけ


みんな怒ってるかな。


自分で友達から離れるなんてバカだな。


少し後悔した。


けど、これでいいんだよね。


恵斗が死んだのに私だけ幸せなんてダメだよね。


私は、街灯があんまりない細い道を通る。


怖いなぁ。


「おい。」


後ろから低い声で声をかけてくる人。


背筋がゾクッとした。


私はゆっくり後ろを見た。


そこには見覚えのある顔が…。


あっ
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