星の数だけ


「もう9時だ。」


恵斗が携帯を開いて時間を見た。


「まじで?はやくない?」


「楽しすぎて時間を忘れちゃいましたね。親心配するね。送るよ。」


「親なんていいよ。もっと一緒にいたい。」


「でもねぇ、心配するからね。
明日も会えるしさ。」


「恵斗は変な所真面目なんだよ。わかりました、帰ります。」


「またすねる〜。」


「すねてない。私一人でかえれるから。」


「美桜。」


うつむく恵斗。


「何?」


「今日さ、俺家泊まる…?」


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