★6×6★

「麻理!どうすんの?」
伊織が肩をバンバン叩いてくる。

「どうするも何も良くわかんないんだけど……」

「今のやつ良く教室来てたよな?」
隼人が呟いた。

「へ―」

「気づいてなかったんだ…結構騒いでたのに。」
隼人が爆笑し出した。

「あれ?鈴将どうかした?」
伊織が後ろを振り返った。

「……別に?」
あたしから目をそらした鈴将。
???
なんか怒ってる?

< 100 / 191 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop