★6×6★


「どうした?急に黙り込んで?」
鈴将があたしの顔を覗き込む。
「う、ううん!なんもないよっ!」
慌てて下を向いて笑顔を作る。
「麻理」
ふと名前を呼ばれて顔をあげると鈴将の手が私の額に触れた。
「!!」

「熱はなさそうだな。」
熱がないかみてくれたようだ。
「うん!だだ大丈夫だよ!」

「なら良いけど………」




あれ?なんでドキドキしてるの?


相手は鈴将だよ!?あれえないしっ!
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