★6×6★

「あれを………こうして…」

「あー…なるほど……」
後ろの席で由梨と優斗が作戦をたててた。


因に席は、


由優|補|
妃陸|助|朱
麻鈴|席|伊隼



最近2人仲良いよな―…

「あ―あ……」
隣で陸駒がため息をついてる。
「何か?」

「べっつに―?」
あからさまに拗ねてる。

「ごめんね―?麻理じゃなくてっ!!」
ちょっと大きな声で言ってみる。
なんかムカつく!!!

「ばっ!ごめんごめん!!声でかいって!」
陸駒が慌てる。

「ふんっ!」
窓側を向く。

「なぁ、いつみんなに言う?」後ろで優斗が小声で由梨に話しているのが聞こえた。

お?!

「言わなきゃ駄目?」

「いつかわ分かるだろ?」

「うーん……」

「「もしかしてっ!!」」
あたしが後ろを振り向くと、

「な、なに2人して……」
由梨と優斗がびっくりしてる。
「え?」
横を向くと陸駒も…………

「息ぴったしだよね―♪」

「いやいやじゃなくて!」
陸駒が話を戻した。

「今の話ってさ……」
あたしが2人を指差すと、

「えっ!?聞いてた?」
次は由梨が慌て出した。

「いやぁ……ね?」
なんか笑顔で返された。

「「みんな―!由梨と優斗付き合ってるって―!!」」
みんなに報告したww

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