★6×6★
「えっ!?」
急に立ち止まった麻理。
まじか………
「いんの?」
少し落ち込みながらも聞く。
「………多分…」
「そっか…」
「今まで近くにいすぎてわかんなかったんだよね……」
もしかして……………
「鈴将?」
言いたくなかったけどその名前を出した。
「どうだろ?」
とぼけだした麻理。
「教えてよ」
「秘密―♪朱兵の好きな子教えてくれたら教える♪」
覚悟を決めよう………
「………麻理だよ…」
麻理の前に回り込んで言う。
「え??」
目を丸くしてる麻理を抱きしめた。
「麻理の事が好きだ。」
返事はわかってる。