★6×6★

部室に着いてから未来に説教をくらい嫌々勉強を始めたあたしと鈴将。

「やだやだやだ―わかんないよ↓」
マジでちんぷんかんぷん…

「こんなの習ったか?」
なんて言ってる鈴将。

「習ったよ!w」
爆笑してる妃樺里。

「あっ!この範囲全部分かる♪」
得意な分野を見つけたあたし。
「うわっ!麻理がスラスラ問題解いてる…夢か?」
尚太を殴りました。



3時間後………

「はーい♪終わり♪」
未来からやっと終わりの声がかかった。

「やっと終わった―♪」
まだ余裕ですあたし♪

「もうむり……死ぬ…」
苦しそうな鈴将。

「息止まりそ―」
優斗。

「……」
喋ろうともしない朱兵。

「じゃあ…今から肝試ししよ―♪男女ペアの」
急な尚太の発言。

どうせ由梨を狙ってるからの行動だ。

「やる―♪」
のりのり未来。

「楽しそうじゃん♪」
千夏も………

時間はもうすぐ21:00。
正直眠いとゆうか眠い。

「麻理―?どうしたの―?もしかして怖いとか?」
急に黙り込んだあたしをみていつものハイテンションではなしかけてくる未来。

「あれ―?麻理が無視する―!!!」

うるさい………
キレそう…

その時、

「キレんなよ」
鈴将に腕を掴まれた。

「え?」
急な出来事でびっくりしているあたし。

「眠いんだろ?ちょっと我慢しろよすぐおわる」

「なんでわかったの?」

「何年一緒にいると思ってんだよ」
そう言って鈴将は笑った。

「ばーか。なんかキモい」
それにつられてあたしも笑ってしまった。



………その後ろでは、

「利駒!!!怒らないでよ?30分だけ我慢!!!」

同じような事を妃樺里と利駒がしていた………
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