★6×6★
「まぁ、何にもなかった事だし鈴将の事は責めないよ」
ニヤっと笑った利駒。
「でも朱兵は締める?」
恐る恐る聞くと
「考える」
無表情で帰ってきた。
こわっ!!
「早く言えばいーだろ?」
「無理」
即答
「今の状態なら利駒が一番だ」
「それは……わかんなくね?」
「まぁ急がないと他の奴が…………って事もありえるからな」ちょっと意地悪を言ってみた。
「………」
黙り込んでしまった利駒。
これから先が思いやられるな………