太陽の涙

笑顔の再会

次の日。
あたしは自分の机に顔を伏せていた。
そんな時、
「上矢麻友いる?」
なんか聞き覚えのある声。そう思って顔をあげた。
「あっ・・・なんでいるの?」
「いや、そういえばメアド交換すればよかったなぁとか思って来てみたんだけど・・・」
「ふ~ん。じゃ赤外線でいい?早く出してよ。」
「おう!!ってかお前そんな素っ気ない態度やめろよ」
「しょうがないじゃん。」
そんなやり取りをしたあとチャイムがなったから彼と別れた。

あんな泣いてたのに切りかえ早っっ!!
そんな風に思いながら授業を受けた。

あたしの恋はこのころから始まっていたんだね。
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